入職2ヶ月で胸ぐら掴まれた話

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看護師になって、6年目
転職し始めて配属になったた産婦人科病棟での話をする。


入職して2ヶ月で、先輩看護師に胸ぐらを掴まれた。

理由は「この病院は教育がなってないと言ったから。

その病棟はこんなところだった
・勤務希望を出したら先輩に破り捨てられる。
・同じ勤務に入るのがNGの組み合わせがある。
・詰め所でエタプラスのボトルが飛んで、
 「きゃぁーー!!」とケンカが始まる。

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・聞こえる場所で、大卒の同期への人格否定が繰り広げられる。
 「え、洗髪もできんの?」
 「大学の実習ってほとんど見学やから・・・」
 「今どきの子って気が利かんね」
 「大学卒やから実習で何もさせてもらってないの?使えねー」

本人がその場にいようがいまいが関係ない・・・・


こんな職場だった。

そして、大卒で入職した21歳の同期の子が
ついに病んで、休んだ。

入職2ヶ月で胸ぐらを掴まれた日

同期が休み始めたころ、昼休みに先輩がこんな話をしていた。

「なんで休んでるん?やっぱ今の子は弱いなぁ」



居たたまれなくて、口が動いた。
「ここの病院は教育がなってないんじゃないですか?」

先輩の顔が変わった。

「はぁー?!」

「だ か ら!
病院全体で質を上げようとか、
人を育てようとか考えてないじゃないですか。
研修も新人相手だけやし。
その他は全部現場任せやないですか。だから人が育たんのでしょう


「あんたに何がわかるのよ!!」
胸ぐらを掴まれた。

まだ入職して2ヶ月だった。

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この病棟で生きていくには


この病棟は産婦人科病棟。
助産師が異動して他部署に行くことは、まずない。
だから何十年もそこにいる先輩たちがいた。

異動がないから、完全に自分たちのお城ができあがっていた。

若い子がここで生きていくには、
何も気にしない鋼メンタルを持つか、
この古株に取り入るしかなかった。



気に入られるか、嫌われるか。
それだけで生きやすさが全然違った。

若者とよそから来たベテラン
VS 居座り続けるベテラン、という構造だった。


居座り組のおばさんズ(看護師・助産師含む)の特徴をいくつか挙げると、

・名前を呼んだだけで眉間に皺を寄せて
「えぇっっ?!」て返事するMさん。
眉間にファンデーションがめり込んでいた。

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・患者さんへの対応が「可愛いか可愛くないか」で全然違う
 ジャニオタのHさん。

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・若い子が患者さんと一生懸命考えたケアプランを、
いとも簡単に薙ぎ払って無かったことにする巨神兵なKさん。

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・「あの子嫌いだから」と
特定のスタッフが同時勤務に組まれるのに対しNGを出したり、
学生のことを明らかに無視するAさん

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こんな人たちが現場を仕切っていた。

師長の紹介

師長とは名ばかりで、若者には慕われず、
おばさんズには無視されていた。
師長になる前は、結構ひどいいやみを言う人だったらしい。


その師長が妊娠したことを病棟会で報告した日のことも忘れられない。

泣きながら「みんなにご迷惑をおかけします」と言った。
私は、空気を読めず「おめでとうー」って思って小さく拍手した。

周りを見渡したら、みんな下を向いて黙っていた。

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誰も「おめでとう」って言わない。
…え、お通夜?
妊娠を謝らなあかん職場って、なんなんやろと思った。

そういう職場だった。

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入職2ヶ月で胸ぐら掴まれた話|きょにたん/再婚果たせた元シングルマザー看護師
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